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zoom RSS 「天を衝く」高橋 克彦著 秀吉に喧嘩を売った男 九戸政実

<<   作成日時 : 2008/01/16 01:13   >>

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昨日の朝はうっすらと雪が積もっていた。久しぶりに見た光景。今年もホントに雪が降らないなぁ・・・いったいどうなってしまったんだろうね
殺風景になった我が家の花壇で 唯一未だに花をつけてるのがこのお花。ずっと気温が高かったから冬だって気がつかなかったのかな 多分ガザニアだと思うんだけど 調べてみるとガザニアにも色々種類があるみたい。1年草もあれば宿根のもある。我が家のは 一昨年植えたものだから 宿根だったようだ。

「天を衝く」は年末から読み始めて ようやく先日3巻読み終わった。最後は 涙涙で・・(*^^*ゞ
前回の「火怨」で初めて長編の時代小説を読んで 一人の人生を感じる事の感動が忘れられず続けて長編を読んだ。期待通りの本だった。

1巻目は 秀吉の名前は出てこない。まだ織田信長が天下を取っていた頃の話。
陸奥(みちのく)の南部家では 内紛が続き その中の九戸党の棟梁 九戸政実は「北の鬼」と呼ばれるほどの戦の天才。政実の弟達は そんな兄を誇りに思い尊敬している。
南部の中での騙し合いや戦さの作戦や そんな話が2巻3巻と続くのだが 最後は 秀吉が20万の兵を九戸に向ける。

それでも 政実を慕う家臣達の潔さが とても心地よい。
戦国時代の どろどろした物が全く感じられないのは 政実が 戦であっても 敵に一途な気持ちを感じられたら 相手の心を軽んじない言葉や行動があるからではないかな
「死んだ者はもはや敵にあらず。その猛き志しを九戸党が受け継ぐ。これがまことの武者だ。」と叫ぶ。

優勢な状況であったにも拘らず 秀吉の家臣からの和議の勧めの話を聞いた時 政実は
「天を衝いて雷雨を呼び寄せようと思っており申したが・・秀吉という天はなかなかしぶとい。小雨程度しか降ってくれ申さぬ。」と言う。
本の題名は この言葉からきたものだったのか。。。
南部を全て自分の物のしたかった訳ではない。南部が強くならなければ 秀吉に飲み込まれると危惧したからこそ 最初から相手は 秀吉だったんだなぁ。。

作者はこの作品に7年を費やした。そのあとがきの一部に
「しかし 今でも不思議な思いにとらわれる。終わり方の短さだ。なぜもう3・40枚を費やしても九戸政実の無念な胸の内や、秀吉軍の非道な仕打ちを訴えようとしなかったのだろう。
(中略) もういい、とあのとき私は九戸政実に言われたような気がする。
ことさらに涙を誘うような粉飾や、恨み言はおれには似合わない。
九戸政実は確かに私にそう言った。(後略)」
そうだったんだ。。。

歴史が苦手だった私がこんなにのめりこんでしまう九戸政実。前回のアテルイ。
きっと 何回かの過去生の中に 私はその時代に生きてたのかもしれないね。こんな人達のもとで精一杯生きたかったのか・・それとも その近くにいたのか・・・
感動で 何回も泣きながら 読んだ。作家 高橋 克彦は ホントに素晴らしいなぁ。。

この本の中にも 加賀百万石の加賀藩 前田利家の名前が 何回か出てくる。
私は石川県に住みながら 百万石祭りも知りながら 前田利家の人物像が全くわからないので ちょっと知りたいなぁと思い 早々に何冊か注文してみた。
高橋克彦さんが著者ではないのが残念だけど・・(*^^*ゞ
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ここのところ 本に夢中になってるので ますます寝不足に。。。(*^^*ゞ



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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
読んだ事の無い作家さんです
今度探してみようかな

秀吉のを支えた人々の伝記にも魅力的な人が沢山いました
英雄だけで無く、人は皆とても多面的なんだな・・と今更ながら思います
NAO310
2008/01/16 02:26
うむむ、はまってますね!
のの☆さんの読書好き、なんだかすごいなぁって感心しています。
物語も好きなんだけど、なかなか手が出ず、専門書の必要な部分だけというのが最近の定番。
先日テレビを見ていたら、宮崎哲弥さんが、1年前まで新書を全て読んでいて、時間がなくてやめたら、なんだか知識がなくなってる気がすると言うのを聞いて、自分の頭の軽さは、本を読まないから来るのかな?と、反省していたところです。

今年こそ、いろんなジャンルの本を少しずつ読むようにしようと思って、のの☆さんのブログも参考にさせていただきますね!
でも、去年買った本がまだ読み終わらない。。。トホホ
うさぎ
2008/01/16 22:06
ブログのタイトルどおり、のの☆さんの本領発揮といったところですね!!
ここまで入り込める、のの☆さんは。。ホントに素晴らしいなぁ。。

ところで“うさぎ”さんのコメントにガーン!! …私の脳天気さは本を読まないところから来ているのかも…と真剣に思ってしまった(笑)
気楽人
2008/01/16 22:30
NAOさんへ ☆
歴史に詳しいNAOさんなら 多分読んでいてもその背景がよくわかるから 面白いと思うよ〜 私なんか わからない所は 流して読んでるから 主要の人物しか記憶に残ってないかも・・(*^^*ゞ
早々送りますよ〜 良かったら読んでみて下さいね♪
あ・・・NAOさんにまだ返してない本もあった。。。それはもうちょっと貸しといてねーーー
のの ☆
2008/01/19 20:44
うさぎさんへ ☆
私って凝り性なのかも・・と最近気がついたかも(*^^*ゞ
でもね ホントに面白いの。高橋克彦さんがすごいと思うんだ 戦国の話を読んで泣けるなんて 普通じゃありえないかもしれない。一人の人間の人生をここまで踏み込んで書けるってすごいなぁ。。。
新作を読まないと・・・って 私も新作は読んでないよ〜〜 あぁどうしよう
( ̄_ ̄ i)タラー  新作はしゃばけシリーズぐらいかなぁ 後は いつもアマゾンでおすすめの本を見たり 興味のあるジャンルを覗いてみたりで 中古しか買わないやぁ しかも 文庫本になってからじゃないと 持ち運びに面倒だし。。かなり古い本もあったりする〜〜
色んなジャンルを読んでみるのもいいね 私がまさか歴史物を読むなんて 自分でも信じられないもん 思いがけない発見だ(*^^*ゞ
参考にならなかったら 勘弁ねーーー また 読んだ本を少しずつアップしていきますね♪
のの ☆
2008/01/19 20:56
気楽人さんへ ☆
いやいや 私もかなりノー天気な毎日を過ごしてますよ(* ̄m ̄)くすっ
新作は読んでないし〜
のめりこんでしまうと 2時間ぐらいは瞬間過ぎてしまうので 夜 ふと時計を見て あ〜〜もう寝ないとダメだぁ・・・でもあと少し あとここまで とか思うとまた1時間ぐらい あっと言う間。。ここんとこ睡眠時間が4時間ぐらいで過ごしてます。昨日はその反動か 11時には寝ちゃったけど(*^^*ゞ
雪が降らないので 雪かきの労働が無い分 身体が元気です。そのうち大雪にでもなったら 毎日の雪かきで夜は……(o_ _)o パタッになりそうだけどね。
でも少しは降って欲しいなぁ 雪が降る様は とても幻想的で大好きな光景です。
のの ☆
2008/01/19 21:10
のの☆さんは本当に本が好きなんですね。
実は私もそうで、よけいに親しみを感じてしまいます。
ベッドで夢中になって読んでいて、「あっ、もうこんな時間!」と思うことがしばしばです。
高橋克彦は、「写楽殺人事件」で乱歩賞をとった作家で、もとはミステリー作家なんですね。
「写楽殺人事件」や「北斎殺人事件」は面白かった記憶があります。
今は歴史・時代小説にシフトしているようですね。
のの☆さんおすすめの「天を衝く」、読んでみたくなりました。
ときめき
2008/01/20 00:31
ときめきさんへ ☆
私もお布団の頭の上あたりにライトを置いてあるので ついついお布団に入ってからも 本を広げてみたりするんです〜そのまま 電気をつけっぱなしで爆睡ってことも。。。(*^^*ゞ 
子供達が小さい頃は 子育てと仕事に必死で なかなか本をゆっくり読む時間もなかったけど 手がかからなくなったら本が読みたくて読みたくて・・
高橋 克彦さんは 全然知らなかったんですが 友人が「ドール」を送ってくれて それが すごく面白かったんです。それ以外は読んだ事がなかったけど たまたま覗いたあるサイトで「アテルイ」を紹介していて「蝦夷」って言葉にすごく惹かれて読んでみたんです。出会いは 人だけじゃなくて本でも同じように不思議なもんだなぁって思います。
ときめきさんのおすすめの「百万石太平記」アマゾンの中古で見つけたので早々注文しました♪ありがとうございます。高橋克彦さんの他の作品もまた読んでみたいと思うので しばらく時代小説に どっぷりひたっていそう〜〜〜
のの ☆
2008/01/20 23:11
こちらでは、絶対に撮れそうもない写真です。
冷たそうですが、素敵ですね。
疲れますと風邪も引きやすくなりますので、
寝不足にはご注意下さいませ(^^)
これくたあ
2008/01/20 23:48
高橋克実か高橋克典かどっち???
・・・と思いましたがどちらでもなかったんですね。
高橋克実さんは「トリビアの泉」の司会者、
高橋克典さんは「サラリーマン金太郎」の金太郎役の人です。
似た名前の人が多すぎる・・・(ーー;)

>死んだ者は〜九戸党が受け継ぐ。
高橋さんの言葉ってすごい!
未読なのにこれだけで感動しました。
映画「ラストサムライ」でも敵の首をはねた後
おじぎをするシーンがあるんですが
戦いの相手にも礼を尽くすのが日本の武士道なんですね。

↑上のお花、一瞬砂糖をかけたトマトに見えました。
春節パーティで中国人の友達が出してくれたんですが
これが以外や以外、美味しかったんです。(^-^)
せおり
2008/01/21 23:33
すみません。

以外←意外
せおり
2008/01/21 23:34
これくたあさんへ ☆
考えてみたら そちらではこんなに雪が積もることは ほとんど無いんですね〜 こっちでは 積もったと言えないほどの雪だったんですが。。
でも 先日は太平洋側にかなり積雪があったみたいですね こっちは ぜーーーんぜん 降りませんが。
何年か前に 全く雪が降らなかった1月も もう終りに近づいた19日頃から いきなり何日も降り続き 大雪になった年がありましたね〜それを思うと 北陸の冬はこのままじゃ終わらないだろうなぁ。。。ってちょっとドキドキ
(*^^*ゞ
寝不足には ホントに気をつけなきゃって思いつつ・・・(*^^*ゞ
でも 時々は バカみたいに寝るので それで調整されてるのかも〜
のの ☆
2008/01/22 23:59
せおりさんへ ☆
>戦いの相手にも礼を尽くすのが日本の武士道なんですね
そうなんです!まさにその通りって感じです。
そう言う言葉や行動が 至るところに出てきます。前回のアテルイでも お互いに 本物の武士と認めた相手と戦うのを 喜びとし そして 相打ちになっても「あの世では もはや敵にあらず・・」というような言葉を残し抱き合うように亡くなる。こういう場面では 泣けてきてしまいます。

トマトにお砂糖!いや ホントに意外な取り合わせ!でも 美味しいんだね
そうと聞けば やってみよう♪・・・って 今 我が家にトマトが無い・・・
(┯_┯)
その国 その国で 同じ食材を色んな形で食べるんだね せおりさんは 色んな国の方の料理を見たり 教えてもらったり出来るから いいね〜♪同じように 周りの人は 日本の料理を食べられて 喜んでるでしょうね♪せおりさんはおはぎまで作っちゃうんだから すごいなぁ 
え?私??ペコリ(o_ _)o)) おはぎ 作ったことないの。。。
(*^^*ゞ
のの ☆
2008/01/23 00:10

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